競馬場の持ち物は何が必要?初めての観戦と子連れ準備ガイド
こんにちは。「馬爺の競馬なるほどノート」の馬爺です。
初めて競馬場へ行くとき、何をかばんに入れるかで迷いますね。スマホだけで足りるのか、赤ペンや新聞までそろえたほうがよいのか。写真に写っている常連さんの道具を見るほど、準備が大げさになってしまうこともあるでしょう。
ネット購入の券を使うなら、まず入場用QRコードを表示するスマホを用意します。その後に、現金で馬券を買うなら現金、紙へ書き込むなら筆記具、屋外で過ごすなら歩きやすい靴や天気に合う用品を選びましょう。観戦の仕方で、かばんに入れるものが変わります。
ここではJRAの競馬場を中心に、持っていくものと、施設を確かめてから決めるものを分けます。小さな子どもと行くときの給湯やベビーカー、帰りまで残しておきたいスマホの電池についても見ていきましょう。
この記事でわかること
- 入場用QRコードとスマホの準備
- 現金・筆記具・飲食物を選ぶ基準
- 撮影機材や荷物の持込条件
- 乳幼児連れで施設から逆算する持ち物
競馬場の持ち物は入場と過ごし方で選ぶ
「競馬場へ行く人の必需品」という一つのリストに、すべてを詰め込む必要はありません。最初に入場方法を確かめ、その後に、馬券を買うか、屋外を歩くか、長く滞在するかを考えます。使う場面がはっきりするものから選ぶと、かばんの中身も決めやすくなります。
| 使う場面 | 用意するもの | 必要になる条件・要否 |
|---|---|---|
| ネット購入の券で入場 | 入場用QRコードを表示するスマホ | 券の提示に使用。同行者分を分配するか、一緒に入るかも決める |
| スマホがない場合の窓口対応 | 写真付きの身分証明書 | JRAの予約FAQの案内に該当する場合。すべての券で代用できるという意味ではない |
| 長時間のスマホ利用 | モバイルバッテリーと対応するケーブル | 普段の使い方で帰りまで電池が足りないと思う日に選ぶ任意品 |
| 現金で馬券を購入 | 購入に使う現金 | 現金を扱う発売機を使う人。観戦だけなら馬券購入用のお金は不要 |
| 紙のカードや新聞に記入 | 記入方法に合う筆記具 | 紙のマークカード用と新聞用を区別。スマッピーなら記入用の紙やペンは不要 |
| 屋外を歩いて観戦 | 歩きやすい靴、日焼け対策用品、雨具 | 屋外の予定と天気に応じて選ぶ。雨具は任意の準備 |
| 馬を撮影 | カメラ | 写真を撮りたい人の任意品。フラッシュや三脚などの使用条件は別に確認 |
| 乳幼児と観戦 | 家庭で使う授乳・おむつ交換用品 | いつも必要なものを起点に、給湯・利用時間・設備の条件に合わせる |
全部を持つリストではありません。自分の予定に当てはまる行だけを選び、下の説明で券や施設の条件を確かめてみてください。カメラや雨具、充電用品は、使う予定に合わせて足す道具です。
手ぶらで行けるかは入場方法から考える
UMAJOの観戦ガイドには、初めての観戦に便利な靴や日焼け対策、カメラなどが紹介されています。ただし、それらは競馬場を楽しむための提案であり、全員がそろえなければ入れない道具ではありません。新聞を読まない観戦も、写真を撮らずに馬を見る過ごし方もできます。
一方、ネットで購入した指定席券や入場券を使うなら、入場時に示すQRコードの準備が必要です。「観戦の道具は少なくてよい」という話と、「購入した券をどう提示するか」は別に考えましょう。入場に使う端末を持たず、新聞やペンだけを用意しても、券の確認には役立ちません。
持ち物を決める前に、購入した券の案内を開き、自分が当日何を提示するのかを一度見ておくと落ち着きます。券を購入した人と一緒に行く場合は、誰のスマホで提示するのかまで決めておきたいところです。同行者全員が、それぞれ同じ物を持つ必要があるとは限りません。
入場用QRコードは誰が出すか決める
JRAのネット予約の入場案内では、開催日当日の午前0時から入場用QRコードを表示できるとされています。購入の完了画面を見たことがあっても、それだけで当日の提示準備まで済んだとは限りません。出発前に、実際に表示する画面へ進めるかを確かめておくと、入口で探す手間を減らせます。
複数人分を購入した場合の案内には、QRコードを分配する方法と、購入者と一緒に入る方法があります。みんなで同じ時間に着くのか、途中から合流する人がいるのかで、準備の仕方が変わります。「券は友人が買ったから大丈夫」とだけ考えず、合流場所と提示する人を決めておきましょう。
指定席を利用するなら、競馬場の入口で提示して終わりとは限りません。指定席エリアでもQRコードの確認が必要になるため、席へ移動するまで端末をすぐ取り出せる場所に入れておくと扱いやすくなります。深いかばんの底へしまうより、画面を出す機会を想像して収納場所を決めるほうが実用的です。
なお、入場用のQRコードと、馬券購入用のQRコードは用途が違います。同じ「QR」という名前でも、入口で見せる画面を取り違えないように、券の案内から表示することを覚えておきましょう。

スマホがない場合は窓口対応を確認する
JRAの予約に関するFAQでは、スマートフォンを持っていない場合、写真付きの身分証明書を持って競馬場の問い合わせ窓口へ来る案内があります。本人確認ができない場合は入場できないことも示されています。スマホを持っている人の準備を、そのまま当てはめる場面ではありません。
この対応を利用するつもりなら、当日かばんへ入れるものは、案内で求められる身分証明書です。券の購入者が別の同行者である場合など、自分の条件に合うかは、該当する予約案内で確かめる必要があります。本人確認をする窓口があるという理由だけで、誰でも、どんな券でも身分証だけで入れると考えないようにしましょう。
また、これは「スマホがない人」の案内です。スマホを忘れた、電池が切れた、通信できないといったすべての困りごとが、同じ手順で必ず解決するという約束ではありません。使える端末がある人は、QRコードを表示できる状態で持参する準備を基本にすると安心です。
充電は滞在時間と帰りの分まで考える
競馬場では、QRコードの提示、レース情報の確認、写真撮影、同行者への連絡など、スマホを使う場面が重なります。朝から長く過ごす日と、短時間だけ見る日では、電池の減り方も違うでしょう。前夜の充電に加え、普段の使い方で帰りまで足りるかを考えて、必要ならモバイルバッテリーと対応するケーブルを選びます。
施設の充電設備を使う方法もありますが、「競馬場にあるはず」と見込んで持参品をなくすのは早計です。京都競馬場のFAQには有料の充電サービスや、席種によって使えるコンセント、限られた無料充電設備の案内があります。自分の席にコンセントがあるか、ケーブルが必要かという条件を見て初めて、持ち物の判断に使えます。
帰り道の連絡や経路確認にもスマホを使いたい人は、場内での利用だけで電池を考えないことです。写真をたくさん撮る予定なら、観戦用と移動用が同じ端末である点も含めて準備します。容量や台数を全員同じに指定するより、その日の利用時間に合わせたほうが過不足を減らせます。
持参するケーブルは、自分の端末や利用する電源に合うものを選びます。現地の設備を使う予定なら、席種やサービスの案内まで見ておきたいですね。
現金は買う予定と場内設備で決める
現金を用意するか迷ったら、馬券を買う予定、場内での買い物、利用する販売方法を分けて考えます。JRAの馬券購入案内には、現金を投入してマークカードなどで購入する手順があります。観戦だけの人にその購入資金は必要ありませんが、現金で馬券を買うつもりなら、購入に使うお金を手元に用意します。
「初めてなら何万円」と一律の金額を決める必要はありません。入場や移動の費用と、飲食に使うお金、馬券に使うお金を別々に考えれば、自分が何にいくら使う予定なのかが見えます。現金を多く持つことが、観戦の条件になるわけではありません。
ATMについても、訪問する競馬場の情報を見て判断しましょう。東京競馬場のFAQでは、場内ATMは2022年2月20日に営業を終了したと案内されています。これは東京の具体的な設備情報です。「全競馬場にはATMがない」という話へ置き換えるものではありませんが、東京へ行く人が、場内で引き出せるつもりで出かけるのは避けたいところです。
飲食店や売店の支払い方法まで、馬券販売機と同じだと決めつけないようにしましょう。持参する現金は自分の予定に合わせ、後から必要になったときに場内で調達できるかも、施設ごとに確かめると準備が具体的になります。
鉛筆や赤ペンは購入方法で選ぶ
競馬場の持ち物として、鉛筆や赤ペンをよく見かけます。ただし、役割は同じではありません。マークカードを塗る道具と、新聞や手帳へ印を書き込む道具を分けると、何を持っていくか判断しやすくなります。
JRAのマークカードの説明では、枠をはみ出さずに塗るなどの記入方法に加え、蛍光ペンや、裏に染みるような油性の筆記具では正しく読み取れない場合があることが示されています。色が目立つから何でもよいというわけではありません。紙のカードで買う予定なら、記入方法に合う筆記具を選び、読み取りに向かないものを避けましょう。
一方、スマホで購入内容を作る「スマッピー」では、紙のマークカードや記入用のペンを使わず、表示したQRコードを対応する発売機で読み取らせる方法があります。アプリをダウンロードせずに使う案内もあります。これは現地の発売機で購入するための仕組みで、先ほどの入場券を表示する手順とは別です。
新聞へ書き込みたい人は使いやすい筆記具を、紙のマークカードで買う人はカードの記入方法に合うものを選びます。使う予定がなければ、赤ペンを観戦のためだけに買い足す必要はありません。

赤ペンを持つと競馬らしく見えるけれど、使う予定がなければ荷物に足さなくて大丈夫ですよ。

飲み物は容器と利用場所を確かめる
飲み物を持っていく場合は、容器も荷造りの前に見ておきましょう。JRAの競馬場では、ビンや缶を持ち込めません。家にある缶飲料をそのままかばんへ入れず、持参する容器が施設の条件に合うかを確かめて選びます。
食べ物や飲み物は、利用する席に持ち込めるかも確認します。大井競馬場では、指定席エリアに競馬場の外で購入した飲食物を持ち込むことはできません。ダイアモンドターンへの飲食物の持込も断られています。利用する人は、外で買った食事を席へ持っていく予定にせず、そのエリアの案内に合わせて食事場所を考えましょう。これは大井の条件で、JRAの指定席へ同じ禁止を当てはめるものではありません。
東京競馬場には場内の飲食店や売店の案内があります。荷物を少なくしたい人は、現地で購入する予定にする方法もあるでしょう。ただし、特定の商品が必ずある、好きな店がいつでも開いているという前提ではなく、利用する日の店舗情報から考えます。
靴や雨具は外を歩く時間に合わせる
競馬場では、席でレースを見るだけでなく、パドックへ馬を見に行ったり、別の観戦場所へ移動したりする過ごし方があります。UMAJOのガイドも、歩きやすい靴や日焼け対策を観戦に便利なものとして紹介しています。自分が歩きやすい装備を選びましょう。
雨の予報がある日には、屋外でどれくらい過ごすか、荷物をどう扱うかも考えます。雨具を持つことと、日よけのための大きなパラソルを持つことは同じではありません。JRAの注意事項には、パラソルやテントなど持込を断るものが挙げられています。この記載を、一般的な雨傘まで一律に禁止する説明へ読み替えないようにしましょう。
服装や雨具は、開催日の天気と、自分が利用する場所に合わせた任意の準備です。屋内で見られる場所を使う予定の人と、屋外で馬を撮る人とでは、持参するものが違ってよいのです。暑さや寒さへの備えも、特定の服や用品が全員に必要だと決めるより、当日の予報と滞在時間から考えます。
競馬場の持ち物は機材と施設も確認する
カメラや敷物、大きなかばんは、持ち込めるかと、場内でどう使えるかをセットで見ます。乳幼児を連れて行く日は、施設にあるものが分かるほど、何を自分で用意するかもはっきりします。便利そうな道具を一括して足す前に、利用場所と設備の条件を確認しましょう。
撮影するならカメラより使い方を先に確認
馬を撮りたい人にとって、カメラは楽しみを増やす道具です。ただし、競馬場での撮影には使い方の条件があります。JRAの注意事項では、馬がいる場所でのフラッシュ撮影や、三脚など機材を自立させる器具の使用について禁止事項が示されています。カメラ本体を持っていけるかだけで、機材一式を決めないようにしましょう。
大きな機材を増やす前に、自分が撮る場所と、手で持って使う範囲を考えます。周りの観客の視界をふさがないか、通路へ荷物や脚を広げないかも、機材の選び方に関係します。撮影のために好きな場所を占めてよいわけではありません。
撮影した画像の扱いにも、他人のプライバシーや営利利用などについての注意があります。また、競馬場での観戦とWINSの利用を同じ撮影条件にしないことも大切です。JRAの案内ではWINSでの写真・動画撮影は禁止とされているため、競馬場で使えた道具が別施設でも使えるとは考えません。
なお、地方競馬の施設には個別の撮影場所や条件を設けているところもあります。大井競馬場の一部エリアの案内を見て、JRAの競馬場でも三脚を使えると結論づけるのは誤りです。持参する機材は、行く施設の撮影条件に合わせることを基本にしましょう。

椅子や敷物は使える区域から決める
長く立って見ることを考えて、折りたたみ椅子やレジャーシートを持ちたくなる人もいるでしょう。ところが、持っていった道具をどこでも広げられるわけではありません。観戦場所のルールによって、持ち物として選ぶべきかが変わります。
JRAのウイナーズサークル周辺などの観戦ルールでは、着色された対象区域を立ち見で利用することや、床へ荷物や敷物を置かないこと、柵に荷物を掛けないことが示されています。そこを利用するつもりなら、シートで足元の場所を確保する準備は合いません。道具を持つ前に、どの区域で使う予定なのかを考えたいところです。
京都競馬場のFAQが案内する2023年の告知では、持込の椅子と小型テーブルは、緑の広場以外で使えません。小型テーブルは60センチ四方程度という説明で、この寸法を椅子の基準にはしません。椅子を利用するなら、緑の広場で過ごす予定かが持参の判断になります。東京競馬場のFAQも、持込椅子やレジャーシートの利用区域を制限する場合があると案内しています。京都の区域や寸法を、東京など他の競馬場のルールには置き換えません。
椅子やレジャーシートは、使う予定の区域が分かってから選びましょう。座ってよい場所があるか、持込品をそこで使えるかが先です。敷物を持参することと、場所取りを認められていることは別なので、席が心配という理由だけで広げる予定にはしないことです。
大きな荷物は預け先の条件も見る
競馬場で長く過ごす予定でも、すべての荷物を観戦場所へ持ち続ける必要があるとは限りません。ロッカーや手荷物預かり所を使える施設があります。ただし、それぞれのサービスの条件を見て、預けるものと手元に残すものを分けます。
東京競馬場のFAQには、手荷物預かり所が混雑して満杯になった場合は、預かれないことがあると記載されています。預け先があるという情報だけで、どれほど大きな荷物でも当日必ず引き受けてもらえると考えないほうがよいでしょう。観戦に不要な荷物を減らせるなら、出発前にその判断をしておくと現地で困りにくくなります。
京都競馬場のFAQでは、コインロッカーや開催日の手荷物預かり所の案内とともに、預かり所で受け付けない傘、貴重品、生ものなどが示されています。これは手荷物預かり所の条件です。同じ施設にロッカーがあるからと、両方の条件を一つに混ぜないようにしましょう。
荷物を預けても、入場用端末、財布、必要な券や身分証は使う場面に応じて手元へ残します。帰る直前まで使いたい荷物がある人は、預け先の利用時間や受け取り方法を確認しておくと、最後の移動で探し物が増えません。具体的な終了時刻は施設やサービスごとの案内を見る項目で、すべての預かり所が最終レース後まで開いていると決めつけないことです。
持ち込めないものは出発前に抜く
かばんの中身が決まったら、JRAの共通の注意事項に合わせて、持ち込めないものが混ざっていないかを見ます。ビンや缶のほか、火気や危険物、テント、パラソル、大きなテーブル、騒音の出るものやフリスビーなど、持込を断るものが挙げられています。
家族で屋外へ行くつもりで準備すると、公園で使う道具をまとめて入れたくなることもあるでしょう。しかし、競馬場の屋外だからと、広場や観戦場所を自由な遊び場所として使えるわけではありません。持込を断られるものは、現地で置き場所を探すより、出発前にかばんから外すほうが簡単です。
車輪の付いた乗り物についても条件があり、車いすやベビーカーと、ほかの乗り物を同じ扱いにしないことが大切です。ペットは持ち込めず、補助犬については別の扱いが示されています。「動物がいる施設だから自分のペットも連れていける」という判断にはなりません。
入れてよいものの一覧を探して終わるのではなく、自分の荷物の中に禁止対象がないかを照らし合わせます。特に、普段の外出で何気なく持つ缶飲料や大きな屋外用品は、準備の最後に確認したいところです。詳しい対象はJRAの施設利用の注意事項で確認できます。
乳幼児連れは給湯と利用時間を分ける
乳幼児を連れて行くときは、「授乳室がある」という情報を、そこで使える設備まで分けて見ます。授乳やおむつ交換ができることと、給湯や食事の加熱ができることは同じではありません。施設にあるものと、自分で持参するものの境界を知るための確認です。
小倉競馬場のFAQには、授乳室でミルク用のお湯を用意していることと、電子レンジはないことが明記されています。小倉では給湯の案内がありますが、レンジで加熱できるという案内ではありません。これによって、お湯を使う予定と、食べ物の加熱を見込む予定を分けて考えられます。
| 使いたいもの | 公式案内の内容 | 持参品を決めるときの見方 |
|---|---|---|
| ミルク用のお湯 | 授乳室で用意あり | 給湯を利用する予定と照合 |
| 電子レンジ | なし | 場内での加熱を前提にしない |
同じ小倉の案内には、乳幼児用の施設の場所や、ファストフードプラザ側の飲食スペースも示されています。用事を一つの部屋で全部済ませるつもりで荷物を組むのではなく、何をどこで使うかに分けると、必要なものを取り出しやすくできます。
利用時間も別の確認です。東京競馬場の乳幼児向け休憩室の案内では、開催日にはフジビュースタンド2階とメモリアル60スタンド地下1階を9時から16時まで利用できるとされています。パークウインズ時の案内は、原則9時10分から16時までで、フジビュースタンド2階の施設です。開催日と別日の利用場所を同じにしないようにしましょう。
観戦の終わりに使おうと思っている人には、部屋の有無だけでなく、この時間が準備に関係します。レースが続いている時間と、乳幼児用の部屋を利用できる時間を同じだと見込まないことです。天候などによって利用が変わる場合があることも、東京の案内に示されています。
中山競馬場では授乳やおむつ交換の施設を階や柱番号で案内しており、この案内では給湯の有無まで分かりません。お湯を使う予定なら、部屋の場所とあわせて設備の条件も確かめておきましょう。
持参するのは、まず家庭で使っている授乳・おむつ交換用品です。そこから施設に頼る予定のお湯や設備を照合します。おむつ交換のできる場所があるという案内だけで、交換用品まで用意されていると考えず、普段必要なものをかばんへ入れておきましょう。

部屋があると分かっていても、使いたい時間に開いているかは、別に見ておきたいですね。

ベビーカーは貸出と自分の移動を分ける
ベビーカーを持参するかは、施設で借りられるかだけでは決まりません。競馬場へ着くまでと、帰るときの移動にも、自分のベビーカーを使う予定があるかを考えます。場内での貸出という設備情報は、その一部分を判断する材料です。
小倉競馬場のFAQには、1階と2階のインフォメーションでベビーカーを貸し出す案内があります。借りられる場所が分かれば、場内で使いたい人は、到着後にどこへ向かうかを考えられます。借りる予定なら、料金や台数、利用できる年齢・体重、返却する時刻も貸出先に確かめておきたいところです。
自分のベビーカーを持っていく場合も、ほかの大きな荷物を一緒に抱える予定にすると移動の負担が増えます。乳幼児の世話に使うものを一つの取り出しやすいまとまりにするなど、使う場所に合わせて荷物を組むことができます。年齢や性別だけで全員の持参品を決めるのではなく、家庭で必要なものと、実際に利用できる設備を組み合わせる考え方です。
競馬場の持ち物でよくある質問
Q1. 赤ペンがないと競馬場で困りますか?
A. 赤ペンは全員の必需品ではありません。新聞などへ印を付けたい人は使いやすい筆記具を用意し、紙のマークカードで購入する人は、カードの記入方法に合うものを選びます。
Q2. 飲み物の缶をかばんへ入れてよいですか?
A. JRAの施設の注意事項では、ビンや缶は持ち込めません。飲み物を持参するときは容器を確認し、利用する席や施設の飲食条件も見て選びましょう。
Q3. 椅子やレジャーシートを持っていけば座れますか?
A. 使える区域に条件があります。ウイナーズサークル周辺などの対象区域には立ち見や荷物の置き方のルールもあるため、場所取り用として無条件に持参することは勧められません。
Q4. 授乳室があればお湯とレンジを使えますか?
A. 設備は施設ごとに確認します。小倉競馬場はミルク用のお湯があると案内し、電子レンジはないと明記しています。他の競馬場へ同じ条件を当てはめないようにしましょう。
Q5. 入場用QRコードはスクリーンショットでよいですか?
A. 2026年9月17日付の第4・5回京都競馬の案内では、スクリーンショットなどで入場できるとされています。すべての競馬場・券へ同じ条件を広げず、自分が使う券の案内に合わせて準備します。
競馬場の持ち物は使う場面から絞ろう
競馬場へ行く準備では、まず入場に使うものを確保し、その後に、馬券の購入方法、屋外で過ごす時間、撮影するかどうかを考えると、持参品を選びやすくなります。新聞や赤ペン、カメラは、使う予定があって初めて役立つ道具です。
かばんを閉じる前には、持込条件に合わないものを外し、施設に頼る予定の充電、荷物預かり、乳幼児向け設備の条件を確認しましょう。たくさんそろえることより、当日使うものが取り出せて、使う場所が分かっていることが、観戦を始める準備になります。
