競馬の右回りと左回りの違いは?JRA10場の一覧と見分け方
こんにちは、馬爺(うまじい)です。
競馬を見ていて「右回り」「左回り」と聞くと、馬が画面のどちらへ走っているのか、つい目で追いたくなりますね。この言葉が表しているのは、コースを回る向き。上から見て時計回りなら右回り、反時計回りなら左回りです。
JRAの平地の周回コースは、東京・新潟・中京が左回りで、ほかの7場が右回り。まずはこの三つを覚えると、会場名と回る向きがつながってきます。
ただ、「内回り」「外回り」や、新潟の芝1000mはどう読むのでしょう。よく似た短い言葉を、一つずつほどいていきます。次にレースを見るとき、会場の名前だけでなく、馬が進む道にも少し目が向くと面白いですよ。
この記事でわかること
- 右回りと左回りの意味とコース図での見分け方
- JRA10競馬場の一覧と左回り3場の覚え方
- 内回り・外回り、芝・ダートとの違い
- 新潟の直線コースと障害競走の回り方
競馬の右回りと左回りの違い
まずは言葉の意味と、どの競馬場がどちらへ回るのかを見ていきましょう。ここで紹介する一覧は、JRAの平地の周回コースです。内回りや外回りという別の呼び方も、この向きと合わせて読むと分かりやすくなります。
時計回りと反時計回りの違い
右回りは時計の針と同じ向き、左回りは時計の針と反対の向きに、コースを回ることです。競馬場を真上から眺め、馬が進む道を指でたどるように考えてみてください。
時計の文字盤で、12から3、6、9へ進むのが時計回り。これが右回りです。12から9、6、3へ進む反時計回りが左回り。楕円形のコースでも、円形の時計でも、回る向きの呼び方は同じです。
馬の進行方向から見ると、右回りのコーナーでは右へ、左回りのコーナーでは左へ曲がっていきます。「時計回り」という言葉だけではつかみにくければ、自分がその道を走るつもりで、曲がる側を思い浮かべてみましょう。
ここで見るのは、馬の頭がどちらを向いているかではなく、コースをどうたどるかです。右回りでも直線部分はありますし、そこで真っすぐ走っている一瞬だけを見ても、コース全体の向きは分かりません。コーナーまで目を向けると、名前と走る道がつながります。
右・左はコースを回る向き。まずは、上から見たコースと進行方向をセットにして覚えましょう。
時計回りと反時計回りの二つを見比べるだけで、難しそうだった表示が、ずいぶん身近になると思います。競馬の専門知識をたくさん覚えてからでなくても、コース図の矢印をたどるところから始められますよ。
JRA10場の右回り左回り一覧
JRAの競馬場は10場あり、平地の周回コースでは右回りが7場、左回りが3場です。会場ごとの向きは、次の表で確かめられます。
| 競馬場 | 回る向き |
|---|---|
| 札幌 | 右回り |
| 函館 | 右回り |
| 福島 | 右回り |
| 新潟 | 左回り |
| 東京 | 左回り |
| 中山 | 右回り |
| 中京 | 左回り |
| 京都 | 右回り |
| 阪神 | 右回り |
| 小倉 | 右回り |
東京と中山は、名前を並べて耳にすることがあっても、回る向きが違います。東京が左、中山が右。「関東の競馬場だから同じかな」と考えるより、会場名に一つずつ結びつけるほうが迷いません。
中京と京都も、字を急いで読むと取り違えそうな組み合わせですね。中京は左、京都は右です。同じ「京」の字が入っていても、別の競馬場として読んでみてください。こうした似た名前を一組ずつ見比べると、十個の名前がただの暗記の列ではなくなります。
なお、7対3という数は、競馬場の数を比べたもの。ある一日のレース数や、年間の開催回数を数えた比率ではありません。「右回りの会場のほうが多い」と覚えるときも、何を数えた数字なのかをそろえておきましょう。
JRAの競馬用語辞典でも、東京・新潟・中京を左回り、ほかの競馬場を右回りと説明しています。(出典:JRA競馬用語辞典「本馬場」)
左回りは東京・新潟・中京
十場を全部、右と左に分けて暗記するのが大変なら、左回りの東京・新潟・中京、この三つから覚える方法があります。JRAの平地周回コースでは、残りの七場が右回りになるからです。
「東京、新潟、中京」。まずこの短い並びを口にしてみて、その中に次に見る競馬場があるかを探します。東京のレースなら左、京都ならこの三つに入らないので右。数の少ない側を起点にすると、会場名を見たときの問いが一つになります。
私なら、いきなり十場の名前を全部書いて試すより、今見たい会場を一つ選びます。東京を覚えたら、次は中山と比べる。中京を見たら、京都との違いを確かめる。そんな順で、名前とコースの向きを結びつけていくのもよいと思います。

左回りの三場を覚えたら、見たい会場を表で探してみましょう。全部暗記する前でも、観戦は楽しめますよ。
この覚え方で扱うのは、コーナーを回る平地のコース。新潟の芝直線1000mまで「新潟だから左へ曲がる」と覚えてしまわないよう、次の項目でコースそのものの違いも見ていきましょう。会場の向きと、実際に使うコースの種類を一緒に読むのがコツです。
内回りと外回りは別の話
内回り・外回りは、右回り・左回りと同じ意味ではありません。右と左は「どちら向きに回るか」。内と外は「どのコースを通るか」を表しています。
例えば京都の芝コースには内回りと外回りがありますが、どちらも右回りです。阪神と中山の芝も、内回り・外回りの両方が右回り。一方、新潟の芝の周回コースは、内回りも外回りも左回りになります。
| 競馬場 | 内回り | 外回り |
|---|---|---|
| 京都 | 右回り | 右回り |
| 阪神 | 右回り | 右回り |
| 中山 | 右回り | 右回り |
| 新潟 | 左回り | 左回り |
「右・外」と続けて書いてあったら、右回りの外回りコース、という読み方です。「右」と「外」が同じものを言い換えているのではなく、二つの情報が並んでいるんですね。
字だけで見ると、左と内が近い意味に感じられるかもしれません。そこで、いったん問いを二つに分けます。「曲がる向きは?」に答えるのが右か左。「どちらのコースを使う?」に答えるのが内か外。この順で読むと、短い表示でも何を伝えているかが見えてきます。
コース図では、内と外の道をそれぞれたどってみてください。京都なら、二つの道の形が違っても、進行方向はどちらも時計回り。道が変わったからといって、逆向きへ走るわけではありません。向きと通り道を分けると、コース図も読むための手がかりになります。
芝とダートで方向は変わる?
JRAの平地周回コースでは、同じ競馬場の芝とダートは同じ向きに回ります。芝が右回り、ダートは左回り、という分け方にはなりません。東京の周回コースならどちらも左、京都ならどちらも右です。
芝・ダートという表示が伝えるのは、走る地面の種類です。右・左が伝えるのは、コースを進む方向。二つを別の情報として読むと、レース条件の短い言葉が分かりやすくなります。
例えば「芝、右回り」とあれば、芝のコースを右回りに進むレース。「ダート、左回り」なら、ダートのコースを左回りに進むレースです。右回りの意味を覚えるために、地面の説明まで全部まとめて暗記する必要はありません。
JRAの各競馬場のコース紹介では、芝とダートそれぞれのコース図や高低断面図を見ることができます。会場の向きを確かめたあと、今度は芝とダートの図を見比べると、同じ場所にも別の道が用意されていることに気づきます。競馬場名が同じでも、走る道まで一種類とは限らないんですよ。
芝のレースでも、新潟の1000mはコーナーのない直線コースです。地面が芝だと分かったあとに、「どんな道を走るのか」も合わせて読むと、この違いが見えてきます。
新潟芝1000mは直線コース
新潟には、芝1000mの直線コースがあります。コーナーを回る左回りのコースとは違い、スタートからゴールまで直線を走るコースです。「新潟は左回り」という一覧を見るとき、この直線は分けて考えます。
周回コースの図では、曲線をたどって回る向きを確かめました。直線1000mでは、そのコーナーがありません。右へ曲がるか、左へ曲がるかという見方より、スタートとゴールが一直線につながっているところに注目します。
テレビで真っすぐ走る場面が映っただけなら、周回コースの直線部分なのか、直線だけのレースなのかは、その一場面だけでは決められません。そこで、会場名と距離・コースの表示を合わせます。新潟の芝1000mという条件が、コースの違いを読む手がかりになるんですね。
JRAの新潟競馬場の紹介には、芝の内回り・外回りに加えて、直線コースの情報も載っています。周回する道と真っすぐな道を見比べると、同じ競馬場に違った走り方のコースがあることが分かります。(出典:JRA「新潟競馬場 コース紹介」)
「左回りの競馬場なのに、曲がらないレースもある」。名前の一覧だけで終わらず、実際のコースを見ると、こうした発見があります。初めて直線コースを見るときも、まずは周回との違いが分かれば、馬が進む道を追いやすくなると思います。
障害は途中で向きが変わる例も
障害競走を見るときは、平地の周回コースの一覧に加えて、そのレースで使う道を見ます。一つのレースの途中で、左回りから右回りへ変わるコースもあるからです。
具体例は、阪神ジャンプステークスで使う阪神の芝3140m。JRAのコース説明では、最初に左回りで進み、襷コースを抜けて右回りへ変わる流れが紹介されています。平地の一覧では阪神は右回りですが、この障害レースの道順を、それだけで説明することはできません。
襷は「たすき」と読みます。ここでは、コースをつなぐ途中の道を通って、回る向きが変わると考えるとつかみやすいでしょう。最初の左回りの道と、その後の右回りの道を分けてたどると、進行方向が切り替わるところに目が向きます。
この例を知ると、「会場ごとに右か左が一つ決まっている」という覚え方にも、コースの種類を合わせる必要があると分かります。平地の周回一覧は、平地のコーナーを読むためのもの。障害は、レース名と距離に対応するコース図で、進む順番を追ってみましょう。
阪神の芝3140mを例にしたのは、同じ会場でも見るレースの道が変わることを示すためです。この左右の順番を、ほかの障害コースの道順にそのまま当てはめるのではなく、見たいレースの道を一つずつたどると、今まで長く見えたコースにも区切りが見つかります。
競馬の右回りと左回りの見分け方
会場の一覧が分かったら、今度はコース図や映像とつないでみましょう。向きが分かるだけでも、見慣れた競馬場の名前が少し違って見えてきます。ここからは、表示を読む順番と、似た言葉を見つけたときの考え方です。
コース図は矢印からたどる
コース図で右回りか左回りかを見分けるときは、進行方向の矢印を探し、そこからコーナーへ道をたどります。楕円の形だけを見ても、向きは分かりません。同じ楕円を、時計回りにも反時計回りにもたどれるからです。
最初に矢印の向きを確かめたら、道を一周するつもりで指を動かしてみてください。時計の針と同じ順で回れば右回り、逆なら左回り。途中の一か所だけを見て答えを出すより、曲がって次の直線へ出るまで追うほうが、向きのイメージを持ちやすくなります。
図を開くたびに「上の直線はどちらへ進む?」から考えてもよいのですが、紙面や画面の向きが変わると戸惑いそうです。時計回りか反時計回りか、という見方なら、図全体の向きに合わせて読み直せます。
内回りと外回りが一つの図にあるときは、見る道を先に選びます。京都の芝外回りを見たいなら、外回りの道と矢印をたどる。内回りの線へ途中で移ると、どのコースを読んでいるのかが分からなくなってしまいますね。

線がたくさんあっても、まず見たいコースを一本選んでみましょう。指でたどると、どこを走るのかが見えてきますよ。
簡単な楕円で向きをつかんだら、見たい競馬場の図へ戻ってみましょう。「時計回りは分かった。でも、ここはどの道を通るんだろう」。その次の疑問を確かめられるのが、会場ごとのコース図です。
JRAコース紹介で方向を調べる
会場の向きを文字で確かめたいときは、JRAの各競馬場にある「コース紹介」が手がかりになります。コースの立体図・平面図や高低断面図の見出しに、右回り・左回りが示されています。
例えば京都では、芝の見出しに「右・内回り」「右・外回り」とあります。これを読むと、右回りという方向と、内・外というコースの区別を一度に確かめられます。新潟なら芝の内回り・外回りの方向は左。先ほどの一覧と、会場ごとのページがつながるところです。
見る順番は、競馬場名、芝かダートか、内回りか外回りか、そして方向です。初めに会場を選び、その中で知りたいコースを探します。右回りという一語を急いで探すより、今見ている図が何のコースなのかを先にそろえておくと、別の道の情報と混ざりません。
ページには距離や高低差などの情報もありますが、右と左を知りたいときに、すべての数字を読む必要はありません。まずは方向の見出しと図。もっと知りたくなったら、そのままコースのデータへ進めばよいんです。
図の横にある文字の説明は、ぱっと向きが分からないときにも役立ちます。「この矢印はどちらへ回る意味だろう」と迷ったら、右・左と書かれた見出しを見て、もう一度図をたどる。文字と絵の二つで確かめると、自分でも読み直せます。
例えば京都のページを開いたら、右回りと書かれた内回り・外回りの二つを探してみてください。方向を一つ知っただけで、次に見る場所も決まります。名前だけで覚えていた競馬場が、走る道のある場所として見えてくると思いますよ。
中継では画面の左右だけで決めない
馬が画面の右へ動いているから右回り、左へ動いているから左回り、とは決めません。コースの回る向きと、画面の中で馬が移動する向きは、別のものです。
上から見た右回りの楕円を思い浮かべてください。円の上側と下側では、同じ時計回りをたどっていても、紙の上で進む左右が反対になります。一部分を切り取った「右へ動いた」という見え方だけでは、一周する方向を言い表せないんですね。
中継を見ながら知りたくなったら、まずは競馬場名を一覧で探します。そのうえで、コース図と、映像のコーナーを見比べてみましょう。レース中の一瞬で名前を当てようとするより、見る場所の向きを知ってから馬を追うほうが、落ち着いて見られます。
「こちらへ走ってきた」「奥へ進んでいった」という映像の印象を、右・左の定義へそのまま結びつけなくて大丈夫。会場名から向きを知り、馬がコーナーをたどる姿と合わせると、平面図が動いて見えるような面白さがあります。
その場で全部分からなくても、次に同じ会場のレースを見たときに「ここは左だったな」と思い出せれば、見方が一つ増えています。私は、こうした小さなつながりが、競馬を知る楽しさの一つだと思っています。
同じ左回りでも直線の長さは違う
東京・新潟・中京はどれも左回りですが、左回りという言葉だけで、コース全体の形や長さまで同じにはなりません。最後の直線の長さを見比べるだけでも、その違いが分かります。
| 芝コース | 最後の直線の長さ |
|---|---|
| 東京 | 525.9m |
| 中京 | 412.5m |
| 新潟・外回り | 658.7m |
この数字は、各場のJRAコース紹介にある芝コースのデータです。新潟は外回りの最後の直線を載せています。芝直線1000mコースの長さと、新潟外回りの最後の直線の長さは、別の数字として読みましょう。
「直線1000m」は、スタートからゴールまで直線を走るコース。一方、「外回りの最後の直線658.7m」は、周回コースの途中からゴールへ向かう直線部分です。どちらにも直線という言葉が出てきますが、何の長さなのかが違います。
同じように、レースの距離と最後の直線の長さも区別します。レースの距離はスタートからゴールまで進む全体の距離。表の数字は最後の直線部分だけです。数字の横にある言葉まで合わせて読むと、コースの一部分と全体を取り違えません。
私は、左回りの三つを覚えたあとに、この表を見るのが面白いと思います。回る向きは同じでも、ゴールへ向かう直線の長さは違う。ひとつの共通点が分かったところから、今度は会場ごとの違いへ目を向けられるんです。
まず方向、次に通るコース、そして気になった数字。この順で一つずつ読むと、競馬場の紹介ページにも、知りたいところが増えていきます。向きの名前は、コースを知る終点というより、その入口ですね。
右回りと右手前は違う言葉
右回りの話で「右手前」「左手前」という言葉を見つけることもあります。手前は「てまえ」と読み、馬の脚の運びを表す言葉です。右回り・左回りという、コースの方向の名前とは分けて読みます。
JRAの用語辞典では、左前脚を右前脚より前に出す走りを左手前、その逆を右手前と説明しています。今どちらの前脚が前へ出る形で走っているか、という話なんですね。
右回りならコースの進む向き、右手前なら馬の脚の運び。「右」という字が共通していても、見ている対象が違います。会場を知りたいときはコースへ、手前の説明を読みたいときは馬の動きへ、目を向ける場所を変えてみてください。
初めて右回りと左回りを調べる段階では、脚の動きまで一度に見分けようとしなくても構いません。会場の向きと、脚の運びの言葉が別だと分かれば、文章を読んでいて急に混乱しにくくなります。
「手前」と書かれているのに、コース図の話だと思って読んでしまうと、どこを見ればよいのか迷います。短い言葉ほど、何を表しているのかを一つずつほどく。右と左の話でも、馬の名前でも、そんな読み方を大事にしたいですね。
古い新潟の資料に右回りとある理由
昔の新潟競馬場の資料に右回りと書かれていたら、現在の左回りと矛盾しているように見えますね。新潟は2001年夏の改修で、それまでの右回りから左回りへ作り変えられました。芝の直線1000mコースも、この改修で新設されています。
現在のコースを知りたいときは、左回りとして読む。一方、古い記録のコースを読みたいときは、そのレースが行われた時期のコースを考える。この二つを分けると、「新潟」という同じ会場名の下にある違いが見えてきます。
古い写真や記事を眺める楽しさは、知っている名前でも、今とは違う姿が見つかるところにもあります。新潟の回る向きは、その分かりやすい例。会場名を見ただけで今のコースを重ねる前に、記録の年代にも目を向けてみてください。
方向の一覧と過去の資料で表記が違うからといって、すぐにどちらかの書き間違いとは限りません。改修前と改修後を分けて読めば、同じ場所の時間の違いとして受け止められます。いまの新潟を知ってから古い記録へ戻ると、同じ名前の下に違うコースが見つかります。
ここでの手がかりは、2001年の改修という出来事です。現在の一覧を使って次の観戦を楽しむときと、昔のレースを振り返るときでは、読んでいるコースの時期が違う。その違いが分かると、古い記録も今の知識と無理なく結びつけられます。
右回りと左回りのよくある質問
Q1. 東京競馬場と中山競馬場は同じ向きですか?
A. 違います。JRAの平地周回コースでは、東京は左回り、中山は右回りです。地理的に近い会場でも、回る向きが同じとは限りません。東京・新潟・中京を左回りの三つとして覚えると、中山との違いも確かめやすくなります。
Q2. 京都の内回りは左回りですか?
A. 京都の芝内回りは右回りです。芝外回りも右回り。内・外は通るコースの区別で、右・左は進む方向を表します。「右・内回り」と書かれていたら、右回りの内回りコースという読み方です。
Q3. 新潟の芝1000mも左回りですか?
A. 新潟の芝1000mは、コーナーを回らない直線コースです。新潟の芝の内回り・外回りは左回りですが、直線1000mは周回コースと分けて読みます。コース図でも、スタートとゴールをつなぐ直線に目を向けてみてください。
Q4. JRAでは右回りと左回りのどちらが多いですか?
A. 平地周回コースの競馬場数では、右回りの7場が多く、左回りは東京・新潟・中京の3場です。これは競馬場の数で、レース数の割合ではありません。左の三つから覚え、見たい会場の方向を表で探してみましょう。
Q5. 障害競走も競馬場の一覧どおりに回りますか?
A. 平地周回の一覧だけでは、障害の道順を読み切れない場合があります。阪神の芝3140mでは、最初に左回りで進み、襷コースを抜けて右回りへ変わります。障害を観戦するときは、そのレースと距離に対応したコース図で、スタートから進む道をたどると分かりやすいですよ。
競馬の右回りと左回りを観戦の入口に
競馬の右回りは時計回り、左回りは反時計回り。JRAの平地周回では、東京・新潟・中京が左、ほかの七場が右です。会場の名前に、この向きを結びつけるところから始めてみましょう。
内・外は通るコース、芝・ダートは地面の種類。新潟芝1000mは直線です。似た言葉も「何のことを言っているか」を分けて読むと、短い表示の中にある情報が見えてきます。
次に見るレースの競馬場を、一つだけ表で探してみてください。そのあとコース図の矢印をたどると、会場名と馬が走る道がつながります。十場を全部覚えるより、まずは今見たい一つから。
向きが分かったら、直線の長さや内回り・外回りへ、少し目を向けてもよいですね。名前を知っていた競馬場にも、まだ気づいていなかった違いがあります。そんな発見を一つずつ重ねながら、次の観戦を楽しんでいきましょう。
