競馬の基礎知識

競馬の枠色と帽子の色は?8色一覧と馬を見分けるコツを解説

8色の騎手の帽子と競馬場を温かい水彩で描いた競馬の枠色の記事アイキャッチ
馬爺

こんにちは、馬爺(うまじい)です。

競馬の中継で目に入る、白や赤、ピンクの帽子。「あの色は何の印なんだろう」と気になったら、まずは枠番と結び付けてみてください。

競馬の枠色は、1枠から順に白・黒・赤・青・黄・緑・橙・桃の8色。騎手の帽子の基本色が、その馬の枠番を表します。ピンクの帽子なら8枠。ただし、同じ色の馬が何頭かいることもあるので、色だけで一頭を決めるところまではいきません。

ここでは8色の一覧から、枠番と馬番の違い、白が混じった帽子の見方まで一緒に見ていきましょう。次にレースを見るとき、気になる馬を探す手がかりになると思います。

この記事でわかること

  • 競馬の枠番と帽子の8色の対応
  • 枠番と馬番の違いと同色の馬がいる理由
  • 染め分け帽と勝負服やゼッケンの見分け方
  • 出馬表と中継をつないで一頭を探す方法

競馬の枠色と帽子の8色を確認

最初に、色の答えを一覧で見ておきましょう。そのあとで番号と服の違いをほどくと、色を覚えただけでは迷ってしまうところも見えてきます。

枠色は白から桃までの8色

JRAの競馬では、1枠が白、2枠が黒、3枠が赤、4枠が青、5枠が黄、6枠が緑、7枠が橙、8枠が桃です。競馬で「帽色」と書いてあったら、「ぼうしょく」と読み、騎手がレースでかぶる帽子の色のことを指します。

枠番と帽子の基本色の一覧
枠番基本の帽色色の呼び方
1枠白しろ
2枠黒くろ
3枠赤あか
4枠青あお
5枠黄きいろ
6枠緑みどり
7枠橙だいだい・オレンジ
8枠桃もも・ピンク

7枠の「橙」はオレンジ、8枠の「桃」はピンクと言い換えると、映像の色とつながりやすいですね。出馬表や説明の中で呼び方が違っても、別の色が増えたわけではありません。

「3枠は赤だったかな」と迷ったときは、この表の3枠の行だけ見れば大丈夫です。最初から全部を暗記しようとすると、気になっていた馬のほうを忘れそうになりますから。まずは見たい一頭の枠色を確かめるところから始めてみましょう。

この8色は、上着の模様や馬の毛色を表すものではありません。ここで見ているのは、頭にかぶる帽子。色と場所をセットにしておくと、映像のどこへ目を向けるかがはっきりします。

1枠白、2枠黒、3枠赤、4枠青、5枠黄、6枠緑、7枠橙、8枠桃の帽子を並べた水彩一覧
帽子の基本色は、1白・2黒・3赤・4青・5黄・6緑・7橙・8桃です。

枠番と馬番は別の番号

枠番は枠を示す番号、馬番は出走する一頭ずつに付く番号です。出馬表では二つの欄が隣り合っていることがあり、どちらも数字なので混ざりやすいところ。帽子の基本色に対応するのは、枠番のほうです。

たとえば「8枠17番」と書いてあれば、8枠に入っている17番の馬、という意味になります。8番の馬と17番の馬をまとめて示した言い方ではありません。「枠」と「番」の二つの言葉が、それぞれ違う欄を受け持っているんですね。

この一頭を映像で探すときは、8枠の基本色であるピンクの帽子が手がかりになります。一方、馬につけたゼッケンで見る番号は17番。帽子に17番を探したり、ゼッケンの数字を8番と思って探したりすると、別の馬へ目が向いてしまいます。

8枠17番を読むなら

8枠:帽子の基本色はピンク

17番:その一頭の馬番

「枠番と馬番はいつも同じ」と覚えず、出馬表の見出しに目を置いてみてください。「枠番」の列にある数字と、「馬番」の列にある数字。それを馬名の行と一緒に読むと、二つの番号の役割が分かります。

似た数字だからこそ、ひとつの数字へまとめないのがコツです。枠番ではどの枠か、馬番ではどの馬か。名前までつなげると、「ピンクのあの馬」から「17番のこの馬」へ、一頭に近づけます。

同じ帽子の色が何頭もいる理由

同じ色の帽子が何頭も見えるのは、同じ枠に複数の馬が入ることがあるからです。一つの色がいつでも一頭だけに割り当てられるわけではありません。ピンクが二つ見えても、色を見間違えたとは限らないんですよ。

実際の例を見てみましょう。2025年の日本ダービーは18頭のレースで、JRAの結果表では8枠に16番・17番・18番の3頭が入っています。3頭の馬番は別々でも、枠番は同じ8。基本の帽色も同じピンクです。

2025年日本ダービーの8枠の例
枠番馬番基本の帽色
8枠16番桃・ピンク
8枠17番桃・ピンク
8枠18番桃・ピンク

この表を見ると、「ピンクの帽子を見つけた」だけでは3頭のうちどれか、までは分からないことがはっきりします。ここで馬番や馬名を合わせれば、探している一頭へ進めるわけです。

枠と馬番の対応を読む実例なので、この3頭の配分を、どのレースにもそのまま当てはめる必要はありません。そのレースの出馬表にある枠番と馬番を見てください。気になる馬と同じ枠に誰が入っているかも分かります。

過去の結果表は、着順を読むだけでなく、こうした表示の仕組みを見るのにも使えます。「8枠の欄が何度か出てくるのはなぜ?」という小さな疑問も、一頭ずつの馬番と並べると答えが見つかりますね。

(出典:JRA「2025年 日本ダービー結果」)

2025年日本ダービーの8枠16番・17番・18番を別々の番号で示し、基本帽色が同じピンクであることを描いた水彩図解
2025年日本ダービーの8枠の例。同じ基本帽色でも、16番・17番・18番は別の一頭です。

帽子の色は騎手の好みではない

中央競馬の帽子の基本色は、騎手がその日の気分で好きな色を選んでいるわけではありません。抽選で決まった枠番に応じた色を使います。「あの騎手はいつも赤」と覚えると、別のレースを見たときに戸惑うかもしれません。

同じ騎手でも、乗る馬の枠番が違えば帽子の基本色も変わります。3枠の馬に乗るレースでは赤、8枠ならピンク。帽子は騎手の名前を固定して表す印ではなく、そのレースの枠番を表すものです。

出馬表には、馬名とともに騎手名も載っています。好きな騎手を探したいときも、まずは乗る馬の行を見つけて、その枠番から帽子の色を確かめるとつながります。騎手の名前だけを覚えて帽色を決めるより、そのレースの表示から読んだほうが迷いません。

この違いは、何レースか続けて見るときにも役立ちます。前のレースの赤い帽子を、次のレースの目印として持ち越さない。その都度、馬名・騎手名・枠番を一緒に見るんですね。

色の意味が分かると、帽子が変わったことにも理由が見えてきます。服の模様はどうなのか、という疑問はこのあとで。頭と上着では、目印の意味が違います。

白が混じる染め分け帽の条件

赤と白、ピンクと白のように、単色ではない帽子もあります。これは染め分け帽です。JRAでは、同じ枠に入り、さらに同じ服色の馬が複数いる場合に、馬を見分けるため帽子を染め分けます。

ここは二つの条件を合わせて読みたいところ。「同じ枠にいる」だけではなく、「同じ枠で、同じ服色」の場合です。同じピンク帽が何頭かいたら必ず全員が染め分けになる、という決まりではありません。

帽子の基本色も同じで上着の色・模様も同じだと、二つの目印が重なります。そこで帽子へ違う模様を入れて、見分ける手がかりを足しているんです。枠色をやめて、別の枠へ移ったことを示しているわけではありません。

2頭の場合は、原則として馬番が小さい方が単色、大きい方が4つ割の帽子を使います。3頭の場合は、馬番の小さい順に単色、4つ割、8つ割という使い方です。「4つ割」「8つ割」は、帽子を色分けした模様の呼び方と考えると分かりやすいですね。

JRAで同じ枠・同じ服色となった場合の帽子
該当する馬基本の使用順
2頭の場合馬番が小さい方は単色、大きい方は4つ割
3頭の場合馬番の小さい順に単色、4つ割、8つ割

染め分けに使う色は基本の枠色と白ですが、白い1枠では白と水色を組み合わせます。白い帽子に水色が見えても、9番目の枠色ができたということではありません。白の1枠でも模様を見分けられる組み合わせなんですね。

JRAの規定には、取締委員が特に認めた場合に、この使用順を変えられることも書かれています。ですから、「4つ割だから必ず何番」と模様だけで番号を決めず、出馬表と馬番を合わせて読むところまでつなげましょう。

帽子に白い部分がある理由を知っておくと、画面の小さな違いにも意味が見つかります。最初は単色か染め分けかだけを見てみるのも面白いと思いますよ。

(出典:JRA「2026年競馬番組一般事項・別定重量等」帽の規定)

帽子と勝負服の色は役割が違う

帽子の下に見える、騎手の上着。競馬ではこれを勝負服と呼びます。中央競馬では帽子の基本色は枠番、勝負服は馬主の服色という違いがあります。頭から上着まで全部が同じ枠色になるのではありません。

赤い帽子に、青い部分のある上着を着ていても、それだけで4枠だとは読めません。枠番を知りたいときは帽子の基本色へ目を向けます。上着の色や模様は、帽子とは別の目印として見るんですね。

同じ馬主の馬が出ていると、勝負服が同じになることがあります。そこで、帽子の色も合わせて見ると、服だけを見た場合よりも違いに気づけます。さらに同じ枠・同じ服色が重なる場合には、先ほどの染め分け帽が登場するわけです。

このつながりは、「なぜ服も帽子もいろいろな色なのか」という疑問をほどいてくれます。帽子は枠、服は馬主の服色。一つの場所で全部の情報を表そうとしているのではなく、それぞれに役割があるんです。

勝負服の模様を細かく覚える前に、気になる一頭の上着を一度見てみてください。袖の部分と胴の部分を眺め、帽子と同じ色なのか、違う色なのかを確かめる。そうすると、出馬表で読んだ一頭が、映像の中で少し具体的に見えてきます。

ここでは、観戦の目印として帽子との違いを押さえれば十分です。地方競馬では勝負服の主体が違うので、その点は後半で見ていきましょう。

ゼッケンの地色は枠色ではない

馬の鞍の下に見える、数字の付いた布がゼッケンです。JRAの競走用ゼッケンには、馬番と馬名が印字されます。枠の色から探し始めたあと、「この一頭で合っているかな」と確かめるときに見たいところです。

一方で、ゼッケンそのものの地色や文字色は、競走の種類によって違います。JRAの競馬用語辞典でも、競走区分による色の違いが示されています。帽子の基本色と同じルールで、1枠だから白いゼッケン、という意味ではありません。

たとえば、ピンクの帽子の馬に乗る騎手を見つけても、ゼッケンまでピンクを探す必要はないんです。ゼッケンでは数字や馬名を読み、帽子では枠色を見る。場所ごとに探す情報を切り替えると、目印を取り違えずに済みます。

映像で見る三つの目印
見る場所読みたい情報
帽子の基本色枠番
騎手の上着・勝負服服色と模様
馬のゼッケン馬番と馬名

この三つは、同じ色かどうかをそろえるために見るのではありません。帽子で枠を見つけ、服を目印にし、ゼッケンで馬番を読む。それぞれから違う情報がもらえます。

数字が見える場面なら、ゼッケンを確かめてみましょう。色だけで「たぶんこの馬」と思っていたところから、馬番を合わせて「この馬だ」と言えるところへ進めます。

帽子の基本色は枠番、勝負服は服色と模様、ゼッケンは馬番と馬名と示す水彩図解
帽子、勝負服、ゼッケンでは、見る情報が違います。

競馬の枠色で一頭を探す見方

色と番号の役割が分かったら、出馬表と映像をつないでみましょう。全部の馬を一度に追うより、まず気になった一頭で試すほうが始めやすいと思います。

出馬表は馬名の行から読む

中継の前に、気になる馬の名前、その馬の枠番、馬番を出馬表で確かめます。JRAの馬柱の見方では、枠番と馬番が別の項目として案内されています。最初に数字を全部読むのではなく、馬名の行からたどってみてください。

「8枠17番の馬が気になる」なら、名前の行にある枠番8と馬番17をセットで読みます。8枠から帽子はピンク、と分かりますね。その次に同じ8枠のほかの馬を見れば、ピンクだけでは何頭かいるということも先に分かります。

メモをするなら、馬名の横に「8枠・17番・ピンク」と短く書く形でもよいですね。これは観戦のための一つの見方です。長い資料を作る必要はなく、映像へ目を戻したときに、どの色と番号を探すのか分かれば足ります。

馬爺
馬爺

私なら、最初は一頭の名前と番号だけ追ってみます。知っている名前が画面の中の一頭につながると、その馬の走る姿も気になりますからね。

出馬表を眺めていて聞いたことのある馬名を見つけたら、それを入口にしてみてください。用語を全部読めるようになってからでなくても、名前・枠番・馬番という三つの欄を行き来するところから始められます。

次のレースを見るときには、枠色だけを持ち越さず、そのレースの行で読み直します。馬も、番号も、枠も、その一つのレースと結び付けておくんですね。

説明用の出馬表で枠番8と馬番17を読み、ピンクの帽子と17番のゼッケンへつなぐ水彩図解
説明用の例。枠番8からピンクの帽子を探し、馬番17と馬名で一頭を確かめます。

発走前に帽子とゼッケンを探す

馬の姿が映る発走前の場面では、出馬表で確かめた帽子の色と、ゼッケンの馬番を見比べてみましょう。見えるところから一つずつ合わせていけば、頭の中の数字と、目の前の馬がつながります。

たとえば3枠の馬なら赤い帽子を探します。赤を見つけたあとにゼッケンの数字が読めれば、馬番が同じか確かめる。もう一頭、赤い帽子が見えたら、同じ枠に入っている別の馬かもしれません。そこで数字へ目を移すわけです。

帽子だけを見ていて上着の模様へ注意が向いたら、その組み合わせも眺めておきます。赤い帽子と、その馬に乗る騎手の服。片方だけでは混ざりやすいときも、二つの見た目を結び付けておけます。

映像の角度によって、帽子が見える場面も、ゼッケンが見える場面もあります。全部が同時に見えなくても、映った情報を出馬表と合わせていく見方です。最初の一瞬で読み切ろうとせず、次に姿が映ったときにもう一つ確かめればよいと思います。

帽子が映っていない場面なら、ゼッケンの番号と馬名から探してみましょう。画面にない色を探し続けるより、見えている情報を出馬表と合わせるほうが、今の一頭へつながります。帽子が映ったら、枠色も確かめる。その順でもよいんですね。

ここまでできると、発走するときに「どの馬を見るか」が決まっています。レースの意味や成績を全部覚えるより前に、一頭の姿を見つけられる。その小さなつながりが、観戦の入口になると思いますよ。

レース中は色から探し始める

レースが始まって馬群が映ったら、見たい馬の帽子の色を手がかりにしてみます。8枠ならピンク、5枠なら黄色。色で目を向ける場所を絞り、同色が何頭かいたら服や馬番を合わせる、という順です。

発走前に一頭を確かめておくのは、この場面につなぐためです。帽子の色だけを覚えた場合は、同じ色を見つけたあとに、どの一頭なのかという疑問が残ります。ゼッケンや服と結び付けて見た場合は、確かめるものがもう一つあります。

馬が重なって見える場面や、画面が切り替わった場面では、最初に見つけた一頭を見失うこともあるでしょう。そのとき、前にいた位置だけで「これだ」と決めず、姿が映り直したところで帽子と数字を合わせてみてください。

画面の中で馬番が読めない間は、分かった情報と、まだ確かめられていない情報を一緒にしないほうがよいですね。「ピンクだから8枠の馬」というところと、「17番のあの馬」というところでは、分かっている範囲が違います。

染め分け帽が映ったときは、白い部分も目印の一つになります。ただ、模様の使用順には特認の規定があるので、模様から番号を決め切る暗記にせず、発走前に確かめた一頭の姿へ戻って見ます。

私は、まず一頭が画面のどこを走っているか分かるだけでも、見たいところが増えると思います。知っている名前と帽子の色がつながり、今度は走る姿へつながる。色の一覧が、そこで観戦の手がかりになるんですね。

中央と地方で勝負服はどう違う

地方競馬を見るときも、帽子の色は枠を知る手がかりになります。NARの初心者案内でも、帽子の色は枠の色だと説明されています。一方、勝負服は中央競馬と地方競馬で主体が違います。

中央競馬の勝負服は馬主の服色です。地方競馬では、基本的には騎手が決めた服色を使います。同じ騎手の上着を目印に見る場合と、馬主の服色を目印に見る場合では、その色が誰に結び付くかが変わるんですね。

ただし、地方でも一部の競馬場や競走では馬主服が使えるため、「地方はどのレースも必ず騎手の服」と一つに決めることはできません。帽子と服を別に読むことは、その違いを見つけるためにも役立ちます。

同じ枠に同じ服色の馬が入ると、染め分け帽で見分ける主催者もあります。ここまで見てきたJRAの単色・4つ割・8つ割の詳しい使用順は、JRAの規定として読んでください。地方のすべての主催者に、その細かな順序まで一律に当てはめるものではありません。

地方の中継へ移ったら、「帽子を見る」「服を見る」「ゼッケンを見る」という場所はそのままに、服が誰の目印なのかも眺めてみましょう。中央で覚えた上着を、そのまま別の騎手や馬の印だと思わず、そのレースで確かめます。

色の意味を知ると、似ているところだけでなく、競馬場や競走ごとの違いにも目が向きます。初めて見る地方のレースでも、まずは名前の分かる一頭から、枠番と馬番をつないでみるとよいと思います。

枠色の覚え方は一頭からでいい

8色を覚えるなら、白・黒、赤・青、黄・緑、橙・桃と二つずつ並べて読む方法があります。これは私からの覚え方の提案で、色が決まった歴史的な理由ではありません。順番を口にするときの、短い区切りとして使ってみてください。

最初の二つは1枠と2枠、次の二つは3枠と4枠、続いて5枠と6枠、最後が7枠と8枠。色の順番だけでなく、数字も一緒に並べます。「白黒は1と2」というように、表の行へ戻れる形にしておくんですね。

あるいは、好きな馬がそのレースで何枠に入ったかから覚えてもよいと思います。5枠の黄色を見つけたら、次のレースでは3枠の赤。そのときに気になる色だけ一覧へ戻るやり方なら、暗記だけの時間を作らずに済みます。

見たい馬とつないで覚える場合は、「その馬はいつも黄色」とは覚えません。覚えるのは5枠が黄色であることと、そのレースでその馬が5枠に入っていること。枠色の決まりと、一頭のその日の枠番を分けておきます。

一覧の「橙」「桃」が少し読みにくければ、オレンジとピンクと読み換えてかまいません。数字と色が合っていれば、言い方だけを難しくする必要はないですからね。

表を見ながら一頭を探し、分からなければまた表へ戻る。私はそのくらいの行き来でよいと思います。8色を言えることだけをゴールにせず、気になる名前が、映像の中の一頭へつながるところまで楽しんでみてください。

競馬の枠色のよくある質問

Q1. 競馬のピンクの帽子は何枠ですか?

A. 8枠です。枠色の表では桃と書かれます。同じ8枠に複数の馬が入る場合があるため、見たい一頭は出馬表の馬番と馬名も合わせて探します。ピンクの帽子が二つ見えても、どちらも8枠の馬ということがあります。

Q2. 帽子の色と馬番は同じ意味ですか?

A. 違います。帽子の基本色は枠番を表し、馬番は一頭ずつの番号です。8枠17番なら、帽子はピンク、ゼッケンで確かめる馬番は17。二つの数字をそれぞれの欄で読むと、同じ枠にいる別の馬とも見分けられます。

Q3. 白い部分がある帽子は何枠ですか?

A. 白い部分があるだけでは1枠とは決まりません。JRAでは同じ枠・同じ服色の馬を識別する染め分け帽があり、基本枠色と白を組み合わせます。1枠の場合は白と水色です。模様だけで番号を決めず、枠番と馬番を合わせて読むと分かります。

Q4. 上着の色も枠色に合わせますか?

A. 上着の勝負服は帽子と別の役割です。中央競馬では帽子の基本色が枠番、勝負服が馬主の服色を表します。赤い帽子に青い部分のある服を着ていても、服の青から4枠とは読みません。地方の勝負服は基本的に騎手の服色で、一部に馬主服の例外があります。

Q5. ゼッケンの色を見れば枠番が分かりますか?

A. ゼッケンの地色は枠色ではありません。JRAでは競走の種類によって地色や文字色が違います。ゼッケンで見たいのは馬番と馬名、枠番を知る手がかりは帽子の基本色。見る場所と読みたい情報を分けると、色がいくつもあってもつながりが分かります。

競馬の枠色を観戦の手がかりに

競馬の枠色は1白・2黒・3赤・4青・5黄・6緑・7橙・8桃。帽子の基本色で枠を見つけ、ゼッケンの馬番と馬名を合わせると、見たい一頭へつなげられます。

  • 同じ枠に複数の馬が入れば、基本の帽色も重なる
  • JRAの染め分け帽は同じ枠・同じ服色の馬を識別するためのもの
  • 帽子と勝負服とゼッケンでは、見る情報が違う
  • 出馬表の一頭から、枠番・馬番・名前を映像へつなぐ

次に見るレースで、気になる馬の名前を一つ選んでみてください。その馬の枠色と番号が分かると、出馬表の名前が、走る一頭の姿につながります。色を覚えた先に、そんな小さな楽しみが待っていると思いますよ。

案内役の馬爺
馬爺(うまじい)
馬爺(うまじい)
競馬の「なるほど」案内役
競馬を見ていると、「これ、どういう意味だろう?」が次々に出てきますよね。気になる用語、名馬の物語、競馬場の楽しみ方を、ひとつずつ調べてノートにしています。知るほど楽しくなる競馬の世界を、一緒にのぞいてみませんか。
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