競馬の美浦と栗東の違いは?所属と調教施設をわかりやすく解説
こんにちは、馬爺(うまじい)です。
騎手のプロフィールや調教のニュースで見かける「美浦」と「栗東」。東と西の所属だと聞いても、東京のレースに栗東の騎手が出ていたり、京都で美浦の騎手が乗っていたりすると、どこで分けているのか気になりますよね。
美浦と栗東は、中央競馬の馬が暮らし、調教する東西の拠点です。美浦は茨城県、栗東は滋賀県にあります。所属は日常の活動拠点を読む手掛かりで、その日のレースが行われる競馬場とは別の情報になります。
馬爺(うまじい)と一緒に、まずプロフィールの読み方をほどいてから、坂路や調教コースの違いを見ていきましょう。古い紹介に出てくる数字もあるので、改修前と後を分けると、今の施設の姿が見えてきます。
この記事でわかること
- 美浦と栗東の読み方と、それぞれの場所
- 地区の所属、所属厩舎、レース開催地の違い
- 坂路や路面、プールなどの施設を比べる軸
- 調教情報の数字やゼッケンから分かること
競馬の美浦と栗東の所属の違い
最初は、名前を覚えるより「何を示す欄か」を見てみましょう。施設の名前、騎手の活動拠点、馬を管理する厩舎、レースの場所。それぞれを分けると、東西の表示が無理なくつながります。
美浦と栗東は競馬場ではない
美浦は「みほ」、栗東は「りっとう」と読みます。美浦トレーニング・センターは茨城県稲敷郡美浦村、栗東トレーニング・センターは滋賀県栗東市にあるJRAの施設です。「トレセン」はトレーニング・センターを短くした呼び方になります。
施設の役割は、馬を飼養管理し、レースに向けて調教することです。調教用のコースのほか、馬が生活する厩舎や、泳ぐためのプールなどがあります。単に走る練習だけをする運動場ではなく、日々の暮らしとトレーニングが集まった場所なのですね。
これに対して、東京や中山、京都や阪神などの競馬場は、競走が行われる場所です。トレセンで暮らす馬は、レースに出るために競馬場へ移動します。調教のニュースが「美浦」、週末の競走が「東京」となっていても、場所が食い違っているわけではありません。
JRAの用語辞典は、美浦の所属馬を関東馬、栗東の所属馬を関西馬と説明しています。ここでの関東・関西は中央競馬の東西の拠点を表す区分です。出生地や、その馬が前回走った競馬場を指す言葉として読むと、意味が変わってしまいます。
地区の所属とフリーの意味
騎手のプロフィールには「所属」と「所属厩舎」が別々に並びます。所属厩舎がフリーでも、所属が美浦や栗東であることとは矛盾しません。二つの欄は、同じ範囲の所属を答えているものではないからです。
JRAの競馬学校の紹介では、騎手はレースだけでなく、普段の調教で馬に乗ることも重要な仕事とされています。フリーの騎手も、美浦か栗東のどちらかに所属し、さまざまな厩舎の馬を調教するためにトレセンへ通うと説明されています。
この説明から見ると、美浦・栗東の所属は、レースのない日にも馬に関わる活動の拠点を知る情報です。一方の所属厩舎は、特定の厩舎に所属しているかを示す欄。「フリー」を、日常の拠点もないという意味へ広げると、プロフィールが読みにくくなります。
JRAに掲載された武豊騎手のプロフィールを例にすると、所属は栗東、所属厩舎はフリーです。戸崎圭太騎手のプロフィールは、所属が美浦、所属厩舎が田島俊明と表示されています。同じプロフィールでも、拠点の欄には地名、厩舎の欄には調教師名やフリーの表示が入るのですね。
| 見る欄 | 武豊騎手の掲載例 | 戸崎圭太騎手の掲載例 |
|---|---|---|
| 所属 | 栗東 | 美浦 |
| 所属厩舎 | フリー | 田島俊明 |

フリーの横にも地名があるんですね。ここは二つの欄を分けると、すっと読めますよ。

所属とレース開催地を分ける
地区の所属を見て、「美浦の騎手は東の競馬場だけで乗るのだろうか」と考えるかもしれません。実際の競走結果を見ると、所属地区と開催地が別であることを確かめられます。
2025年10月26日に京都で行われた菊花賞のJRA結果には、アマキヒの騎手として戸崎圭太騎手が載っています。また、2026年5月31日に東京で行われた東京優駿、日本ダービーの結果には、ゴーイントゥスカイの騎手として武豊騎手が掲載されています。
京都での戸崎騎手、東京での武豊騎手という記録からも、所属地区だけでは騎乗する競馬場は決まらないと分かります。所属は拠点、開催地はそのレースの場所と分けて読むのが入口になります。
プロフィールは掲載時点の所属、競走結果はそのレースで乗った記録です。過去の所属の移り変わりを読むときは、その時期の経歴もたどります。
気になるレースを一つ開いたら、開催競馬場を見てから、騎手名を探してみてください。その名前のプロフィールで所属を読むと、レースの日と普段の活動拠点という、二つの情報を行き来できます。名簿を全員分覚えなくても、一人の例から見方がつかめます。
馬もトレセンから競馬場へ移る
馬についても、調教の拠点と開催地の関係を公式の発表で見ることができます。JRAが発表した2025年有馬記念の調教後馬体重には、馬名だけでなく、計量日、計量場所、所属厩舎の欄が並んでいます。
例えばレガレイラは美浦で計量され、所属厩舎の地区も美浦です。ミュージアムマイルは栗東で計量され、所属厩舎の地区も栗東。同じ有馬記念へ向かう馬でも、調教後の発表では東西それぞれの場所が出てきます。
この発表には、開催場以外で計量した馬は、計量後に開催場へ輸送しているという注記があります。トレセンでの調教や計量のあと、競馬場へ移る流れを、具体的な発表の中で確認できる例です。調教後の数字は、その計量時点の馬体重で、レース当日の数字とは区別されます。
馬の移動に使われる車両は「馬運車」、読み方は「ばうんしゃ」です。JRAの用語辞典は、競馬場や牧場へ馬を輸送する車両として紹介し、車内のサスペンションや空調、運転席から馬の様子を見られるモニターを挙げています。
実際の移動を読むときは、所属地区に加えて、その発表の計量場所と開催場も見てみましょう。有馬記念の例なら、美浦や栗東で計量したあとに開催場へ輸送するという順序まで載っています。所属の欄は拠点、計量場所の欄はその計量をした場所。欄の名前に合わせて読むと、馬がその時どこにいたかを具体的にたどれます。
二つの拠点ができた背景
開設は栗東が先で、1969年11月。美浦は1978年4月です。名前の読み方と一緒に歴史も見ると、二つのトレセンが競馬場とは別に設けられた理由へつながります。
JRAの栗東トレセンの紹介によると、以前は競馬場の施設で、競走と日常の飼養管理・調教を行っていました。昭和30年代になると、競馬場の周辺で市街化が進み、競馬の人気に伴って馬の頭数も増え、厩舎などの施設が手狭になっていきます。
そこで、競走を行いファンを迎える競馬場の機能と、自然環境の中で飼養管理・調教を行う機能を分ける考え方から、トレーニング・センターの建設計画が進められました。栗東は、広い土地があり、京都・阪神・中京の競馬場へのアクセスもよい滋賀県に誕生したと説明されています。
競馬の美浦と栗東の施設の違い
施設を比べるときは、広さだけでなく、何をする場所なのかを同じ軸で見ると分かりやすくなります。坂路なら高さと距離、周回コースなら路面、プールなら形という順に、代表的な違いを見ていきましょう。
敷地の広さと収容数は別の数字
JRAの施設概要で、美浦の敷地面積は224万平方メートル、栗東は152万2千平方メートルとされています。敷地面積を比べれば、美浦のほうが広い施設です。
一方、厩舎の収容可能頭数は美浦2,196頭、栗東2,312頭という掲載です。面積の大きい側が、収容数も多いという並びにはなっていません。土地全体の広さと、馬を収容できる施設の数は、別のものを数えているからです。
| 施設概要の項目 | 美浦 | 栗東 |
|---|---|---|
| 敷地面積 | 2,240,000平方メートル | 1,522,000平方メートル |
| 収容可能頭数 | 2,196頭 | 2,312頭 |
| 厩舎の棟数 | 108棟 | 125棟 |
美浦のこの概要には2023年10月現在と記されています。また、表の頭数は収容できる頭数で、その日に実際にいる馬の頭数ではありません。どちらに今何頭いるかを知りたいときは、在厩の実数が答える問いになります。
美浦の坂路は改修で変わった
東西の調教施設でよく話題になるのが、上り坂を使う坂路です。美浦の坂路は2023年の改造工事で高低差が変わり、10月4日に新坂路として本オープンしました。
改修後の高低差は33メートル。それまでの18メートルから15メートル増えています。JRAの発表には、総距離1,200メートル、計測可能距離800メートル、幅12メートル、勾配3%と記されています。
「美浦の坂路は高低差18メートル」という紹介を読んだあと、新しい施設案内で33メートルが出てきたら、まず改修の時期を見てください。18メートルは改修前、33メートルは改修後という関係です。同じ名前のコースでも、設備が変われば、比較する数字も変わります。
また、総距離と計測可能距離は同じ意味ではありません。1,200メートルはコースの全長、800メートルは計測できる距離として発表された数字です。「美浦の坂路は800メートル」とだけ読むと、コース全体の長さと取り違えやすくなります。
栗東の坂路と同じ軸で比べる
栗東の施設ガイドでは、坂路の全長は1,085メートル、幅7メートル、高低差32メートルです。美浦の改修後と並べると、高低差は33メートルと32メートルで近い一方、全長や幅には違いがあります。
| 坂路の項目 | 美浦の改修後 | 栗東 |
|---|---|---|
| 全長 | 1,200メートル | 1,085メートル |
| 幅 | 12メートル | 7メートル |
| 高低差 | 33メートル | 32メートル |
栗東は、坂の区間ごとに勾配も紹介されています。最初の300メートルは2.0%、次の570メートルが3.5%、次の100メートルが4.5%、最後の115メートルが1.25%。上り坂といっても、端から端まで同じ傾斜ではありません。
高低差は出発側と到着側の高さの差、勾配は進む距離に対する傾きです。数字が近い高低差だけを見て「同じ坂」とすると、途中の傾きや道幅が抜けます。高さ・長さ・幅・途中の勾配という軸がそろうと、二つの坂路の形をもう少し具体的に比べられます。
栗東の案内は、坂路を施設の中でも利用の多い調教場として紹介し、馬のICチップを使ってタイムを測り、計測したタイムをマスコミなどへ提供する仕組みも説明しています。調教の記事に並ぶ時計は、こうした日々の施設利用と計測につながっているのですね。

周回コースは名前と路面を見る
両方のトレセンには、芝、ダート、ウッドチップ、ポリトラックなどの周回コースがあります。美浦と栗東でコースに付けられたアルファベットが同じでも、路面や距離まで同じになるとは限りません。
例えば美浦のDコースは2,000メートルのウッドチップです。一方、栗東のDコースは内側が1,950メートルの芝、外側が2,038メートルのポリトラックと紹介されています。「Dコース」という文字だけをそろえると、異なる路面を同じものとして比べてしまいます。
| 施設ガイドの掲載例 | 美浦 | 栗東 |
|---|---|---|
| ウッドチップのコース | Dコース・2,000メートル | Cコース・1,800メートル |
| Bコース | ダート・1,600メートル | ダート・1,600メートル |
| Dコース | ウッドチップ | 内側が芝、外側がポリトラック |
美浦のCコースも、内側が芝、外側がポリトラックという組み合わせです。さらに障害調教のコースがあり、栗東のAコースは障害専用として案内されています。周回できる場所が一つだけあるのではなく、目的や路面を分けたコースが設けられているのですね。
コース名を比べる前に、施設名と路面を一緒に読むと、調教の説明が結び付きます。「美浦のウッド」と「栗東のウッド」なら路面の種類が共通する比較。「美浦D」と「栗東D」なら、まずそれぞれの路面を確かめるところから始まります。
施設ガイドの内回りと外回りも、別の通り道です。一つの文字の欄に複数の距離が出てきたら、内側か外側かを見てください。長さだけ抜き出すより、どの路面のどちらのコースかまで残すと、調教情報を後から読み返しやすくなります。

路面の違いは素材から分かる
路面の名前に目を向けると、コースの性質も少し具体的になります。芝は競馬場でも見かける芝の路面、ダートは砂を使う路面です。それに加えて、両トレセンにはウッドチップやポリトラックという素材のコースがあります。
美浦の施設ガイドでは、ダートは雨や雪などで状態が変わると説明されています。ウッドチップについては、クッション性と排水性がよく、天候による馬場状態の変化が比較的少ない一方、表面が凸凹になったり滑りやすくなったりする点も挙げられています。
ここでいうウッドチップは、木材を砕いたチップを使う路面です。美浦のウッドチップコースと坂路には、アカマツと杉を混ぜたものを使うと紹介されています。調教の文章に出てくる「ウッド」は、木の名前だけでなく、その素材を敷いた調教コースへつながる言葉なのです。
ポリトラックについて、美浦の施設ガイドは、砂や繊維、ワックスなどを混合した素材と説明しています。天候の影響を受けにくく凍結しにくい一方、降雪時には雪が積もりやすく、調教ができなくなることがあるとも案内されています。
「天候の影響が小さい」と「どんな天気でも使う」は、同じ説明ではありません。素材の特徴と使用条件を分けると、路面の長所が具体的に読めます。調教の日の天気を見ているときも、まず馬が使った路面を知ることで、施設の説明との接点ができます。
美浦では、路面を均すハロー掛け、凍結を防ぐ作業、散水など、コースの維持管理も紹介されています。調教コースは、素材を一度敷いたままにする場所ではなく、日々の手入れを受けながら使われる場所。地図にある一本の線の裏にも、路面を整える作業があるのですね。
馬道は走るコースと違う役割
施設案内に出てくる「馬道」は、馬が通る道です。美浦には森林馬道、栗東には逍遥馬道が紹介されています。タイムを計測する坂路や周回コースと同じものとして読むより、馬が歩いたり移動したりする場所として見ると、施設の広がりが分かります。
美浦の森林馬道は、以前からある樹木を生かして整備され、自然の起伏も利用されています。路面には杉の皮を細かく砕いたバークを10センチメートルの厚さで敷いています。コースを走る場面とは違い、木々のある道を歩くための場所も設けられているのですね。
栗東の案内にも、調教コース、坂路、プールと並んで逍遥馬道が出てきます。「逍遥」は、ゆったり歩くことにつながる言葉です。施設の一覧を見ると、馬を走らせる設備だけで一日の環境が組まれているわけではないと気付きます。
プールは形と設備を比べる
東西どちらにも、競走馬が泳ぐためのプールがあります。美浦のプールは1991年に開設され、直線プール、円形プール、泳ぎに慣れるための馴致用プール、水中トレッドミルが紹介されています。
美浦は屋内型で、季節を通して使えるよう水温を24〜25℃に保つと案内されています。一方、栗東の施設ガイドは、一周50メートル、水深3メートル、幅3メートルの円形プールを紹介し、水温は26℃前後としています。
水の中で泳ぐ円形プールと、水中トレッドミルは、名前に水が入っていても同じ設備ではありません。プールの紹介を読むときは、泳ぐ場所の形と、歩くための設備を分けると、施設の写真や説明がつながります。
調教の開場時間も同じではない
JRAのトレセン紹介には、季節別の調教時間が載っています。美浦は夏が5時〜9時30分、春・秋が6時〜10時30分、冬が7時〜11時30分です。栗東は夏が5時〜9時、春・秋が6時〜10時、冬が7時〜11時となっています。
同じ季節では開始時刻がそろい、掲載される終了時刻は美浦のほうが30分遅いという並びです。ただし、美浦の案内にも時間の変更があり得ることが記されています。これは調教場の時間の案内であり、すべての馬がその時間中ずっと運動するという意味ではありません。
早朝の調教ニュースに触れるとき、夏と冬で始まる時間が違うと知っているだけでも、時間の表記が身近になります。どちらの施設でも朝に調教が行われる一方、季節と施設ごとに案内を読む必要がある。施設の違いは、コースの形だけでなく、こうした日々の時間にも表れます。
調教ゼッケンは東西で文字色が違う
調教の映像で馬の背に付いているゼッケンにも、東西の違いがあります。美浦と栗東では、馬の年齢や性別で変える地の色に共通する区分があり、そこに載せる文字色が違います。
例えば、2歳の9月頃までの牡馬・せん馬は緑の地です。美浦は橙色の文字、栗東は白い文字になります。同じ年齢区分の牝馬は黄緑の地で、美浦は赤、栗東は黒の文字。地の色だけを見ていては見えなかった違いが、文字にあります。
| 調教ゼッケンの掲載例 | 共通する地色 | 美浦の文字 | 栗東の文字 |
|---|---|---|---|
| 2歳9月頃までの牡馬・せん馬 | 緑 | 橙 | 白 |
| 2歳9月頃までの牝馬 | 黄緑 | 赤 | 黒 |
これは調教で用いる馬のゼッケンの説明です。レースの枠色や騎手の勝負服と同じ配色のルールではありません。馬がどこで何をしている映像かを先に見てから表示へ目を移すと、似た色があっても混ざりにくくなります。

施設の比較と成績の比較を分ける
「美浦と栗東の違い」を調べると、関東馬と関西馬の成績を比べる記事にも出会います。ここでは、坂路の高低差や路面といった施設の数字と、一定期間に馬が残した成績という数字を分けて見ましょう。
例えば、坂路は改修前と後で条件が変わります。ある年の成績を、その後にできた施設の特徴だけで説明すると、時期の関係が逆になります。過去の記事に載る東西の勝利数は、その記事が対象にした年の記録として読む必要があります。
成績の比較では、何年のどの競走を対象にした数字かも関わります。全競走の勝利数なのか、GIの勝利数なのかでは、数えるものが違います。施設は設備と時期、成績は対象の競走と期間を添えると、違う種類の比較を一つにまとめずに読めます。
美浦と栗東のよくある質問
Q1. 美浦と栗東は何と読みますか?
A. 美浦は「みほ」、栗東は「りっとう」です。美浦は茨城県、栗東は滋賀県にある中央競馬のトレーニング・センターです。
Q2. フリーの騎手にも東西の所属がありますか?
A. あります。JRAの競馬学校の紹介は、フリーの騎手も美浦か栗東に所属して、調教のためにトレセンへ通うと説明しています。
Q3. 美浦の騎手が京都で乗ることはありますか?
A. あります。2025年の京都・菊花賞の結果には、戸崎圭太騎手の騎乗が記録されています。所属と開催地は別の情報です。
Q4. 美浦と栗東は坂路の高さが同じですか?
A. 掲載される高低差は、美浦が改修後33メートル、栗東が32メートルです。全長や幅、勾配には別の違いがあります。
Q5. 同じDコースなら同じ路面ですか?
A. 同じとは限りません。美浦Dはウッドチップ、栗東Dは内側が芝、外側がポリトラックです。施設名と路面を組み合わせて読みます。
競馬の美浦と栗東の違いのまとめ
美浦と栗東は、馬の日々の生活と調教を支える東西の拠点です。美浦は茨城県、栗東は滋賀県。騎手の地区の所属と所属厩舎、レースの開催地は、別々の情報として読むとつながります。
設備は坂路の全長・幅・高低差、周回コースの路面、馬道やプールの形などで比べられます。美浦の坂路は2023年の改修で高低差が変わったため、古い紹介と数字が違うときは時期を確かめてみましょう。
次に気になる騎手や馬の調教ニュースを見たら、美浦か栗東か、どのコースを使った話かを一つ読んでみてください。週末のレースの前にある場所が分かると、地名だけだった欄にも、馬を支える日々が見えてきますよ。
施設の詳しい仕様は、JRAの美浦の施設ガイドと栗東の施設ガイドで確認できます。
